今泉浩一:監督/脚本/撮影/編集
1985年より「東京グランギニョル」に参加。
1990年、佐藤寿保監督作品で映画俳優としてデビュー、ピンク映画を中心に約100本の映像作品に出演する。また、1998年以降3本の商業用ゲイポルノ映画の脚本を執筆する。
1999年、岩佐浩樹とともに映画・音楽制作レーベル"habakari-cinema+records"を立ち上げ自主映画の制作を開始、「憚り天使」(1999)、「NAUGHTY BOYS」(2002) を監督。
2004年、10人の監督による10本の短編作品を集めたオムニバス映画「Queer Boys and Girls on the SHINKANSEN」を企画・製作、自身も短編「キスしてほしい」を監督した。
本作『初戀』は自身にとって4作目の監督作品であり、過去に制作した作品全てを含め、国内外のL&G映画祭を中心に数多く上映されている。
岩佐浩樹 (PEixe-eletrico):音楽
1995年より音楽制作を始める。
1999年、"habakari-cinema+records"の設立当初より参加、'PEixe-eletrico'名義で以後全ての作品の音楽(「Queer Boys and Girls on the SHINKANSEN」では10本中4本分)及び音響を担当する。2001年には初監督作品「grey SILENCE」を制作した。映画音楽以外の作品としては、川口隆夫ソロパフォーマンス「夜色(ヨルイロ)(2001~03)」への楽曲提供などがある。本作『初戀』でも劇中音楽の制作、音響を担当した。また2007年には砂山典子ソロパフォーマンス「First Class Barbarian」において音響を担当。
田口弘樹:スチール写真
1984年よりフリーカメラマンとしてコマーシャルフォトを手掛けるかたわら、1995年の G-men 創刊を期に、G-men、Badi、ファビュラスなどゲイ雑誌でも作品を発表し始める。ゲイ雑誌以外の作品としては、フォトエッセイ「ゲイ・スタイル」(河出文庫/エッセイ・伏見憲明/1998)、NPO法人「ぷれいす東京」発行による冊子「LIVING TOGETHER manual」「Living Together LETTERS」「LIVING TOGETHER KANAGAWA」(共に写真/2003~)など多数。
2004年、「Queer Boys and Girls on the SHINKANSEN」において短編「かがよひ」を初監督した。本作『初戀』ではスチル写真を担当、2007年8月にはインドネシア、ジャカルタでの『初戀』上映に合わせ、初の海外での写真展を開催。また俳優としても作品に参加している。
赤岩保元:題字
伝統美を現在に復活させる仮名書から自由で枯淡な現代書まで、幅広い作風をもつ書家・美術家。書の他に、版画・洋画・コラージュ・立体などの作品も製作・発表している。国内外の百貨店、画廊(松屋銀座、岩崎博物館、兜屋画廊など)にての個展歴は40回をこえる。
また、えひめ町並博2004にて愛媛県内子町の「和紙と町並みアート」を担当し、絵本(金の星社、他)、高校英語教科書表紙(筑摩書房)、株式会社籠清・株式会社虎屋、他の企業・商品のロゴマーク、題字作成など幅広く活動。
著書に「my made 表装」(文化出版社)、写真集「内子三十六景」(A&O ART FACTORY)、「和の美を贈る毛筆の年賀状」(木耳社)、「万葉集花塗り絵」(徳間書店)、「えんぴつで書いて味わう漢詩」(徳間書店)などがある。本作『初戀』ではタイトル題字を手掛けた。
川口隆夫:英語字幕翻訳
大学時代より演劇、パフォーマンスアート、ダンスなど幅広く数多くのプロジェクトに参加。その後スペイン留学を経て、1990年よりダンスカンパニーATADANCEを吉福敦子と共同主催、多くのダンス作品を発表する。
1996年からパフォーマンスグループ「ダムタイプ」に参加、「OR」「メモランダム」「ヴォヤージュ」に出演。それと並行して2001年以降はソロ活動も展開し、「夜色(ヨルイロ)」(2001)、「ディケノヴェス」(2003)、「D.D.D.」(2004)、「テーブルマインド」(2006)などを発表。
また、芸術関連記事や映画の字幕など翻訳業に従事、共同翻訳として「クロマ」(デレク・ジャーマン著、アップリンク/2003)がある。東京国際レズビアン&ゲイ映画祭では1996~99年までディレクターを勤めた。本作『初戀』では英語字幕翻訳担当の他、俳優としても参加している。